...トラステヱエル(テヱエル河の右岸なる羅馬の市區)なる友だちを訪はむ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...梓(あずさ)川の右岸に沿い...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...吉野川の右岸について行く...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...沼尾川の右岸を下る...
大町桂月 「赤城山」
...中川の右岸を上る...
大町桂月 「足柄の山水」
...小利根川の右岸を上る...
大町桂月 「小利根川の櫻」
...右岸には竜騎兵がセレスタンから現われてきてモルラン河岸に沿って展開した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...セーヌ右岸では、造兵廠(ぞうへいしょう)、ロアイヤル広場の区役所、マレーの全部、ポパンクール兵器廠、ガリオト、シャトー・ドー、市場付近の全市街、またセーヌ左岸では、ヴェテランの兵営、サント・ペラジー、モーベール広場、ドゥー・ムーランの火薬庫、市門の全部...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...舟は大概右岸の浅草に沿うてその艪(ろ)を操っているであろう...
永井荷風 「夏の町」
...右岸の林道を進む事になる...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...「右岸に沿うてほぼ南北...
本庄陸男 「石狩川」
...同 同渡里(わたり)村大字渡里字圷(右岸)この地はもと圷渡(あくつわたり)と称し...
柳田國男 「地名の研究」
...従って前にいうところの遠江の初倉(大井川右岸)...
柳田國男 「地名の研究」
...右岸から蒋欽(しょうきん)の一船群...
吉川英治 「三国志」
...「味方か?」「失火か?」と思っていたのが、呉軍だったので、魏帝と左右の諸大将は狼狽(ろうばい)をきわめ、みるまに討たれては屍の山をなす味方をすてて、辛くも龍艦に逃げもどり、淮河の上流へ十里ほど漕ぎつづけると、たちまち、左岸右岸、前方の湖も、一瞬に火の海となった...
吉川英治 「三国志」
...汗(あせ)をしぼって一列に駈(か)けた野呂川(のろがわ)の右岸(うがん)で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お船蔵の石垣などが右岸に見えだしてきたころも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...温泉は川の右岸に当る断崖の中腹に二個所とその根がたの川原に接した所に一個所と...
若山牧水 「渓をおもふ」
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