...台尻(だいじり)は虫にくわれている...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...銃の台尻でもって撲(なぐ)るです...
泉鏡花 「海城発電」
...銃の台尻(だいじり)で以て撲(なぐ)るです...
泉鏡花 「海城発電」
...台尻を肩におしあてた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...どうでもして逃げねばならん」丹治は銃を持ち直してその台尻で叩き叩き下へ下へ走った...
田中貢太郎 「怪人の眼」
...大塚は台尻に巻いた火縄に注意した...
田中貢太郎 「忘恩」
...右手を自分の持ち上げている喇叭銃の台尻に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...はなはだ珍稀(ちんき)な台尻のついた...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...あたかも拳銃の台尻で殴られたかのように...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...まるでピストルの台尻ででもあったかのように...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...一梃の銃の台尻を肩へ当てて...
直木三十五 「南国太平記」
...その物音は能登守が鉄砲の台尻(だいじり)を板の間に軽く落した物音でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...冷たそうに銃の台尻を支えて立っている...
中島敦 「虎狩」
...石川さんは銃の台尻でひどく顔を叩かれて失明しました...
久生十蘭 「ノア」
...銃の台尻(だいじり)の一打ぐらゐは平気です...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...クソッ! (と銃の台尻を肩につけて観客席をねらって見て)昨日からの結城の合戦にも居残らされるし...
三好十郎 「斬られの仙太」
...クソッ!(と銃の台尻を肩に付けて観客席をねらって見て)昨日からの結城の合戦にも居残らされるし...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...彼は銃の台尻に突き衝(あた)った...
横光利一 「上海」
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