...私は机の上に台子を置いた...
...台子が必要なら、倉庫にあるからそこから持ってきて...
...料理を作る時に、調味料を台子に並べておくと便利だ...
...台子に花瓶を飾ると、部屋が華やかになる...
...台子にテレビを置くと、視聴覚的にも疲れにくい...
...台子(だいす)を出し風炉(ふろ)に火を入る...
伊藤左千夫 「草花日記」
...珠光なるもの出でて初めて台子真行(だいすしんぎょう)の法を講じ...
太宰治 「不審庵」
...この次の兵站部(へいたんぶ)所在地は新台子といって...
田山花袋 「一兵卒」
...新台子まで行くさ...
田山花袋 「一兵卒」
...あれが新台子の兵站部だ」「そこに医師がいるでしょうか」「軍医が一人いる」蘇生(そせい)したような気がする...
田山花袋 「一兵卒」
...新台子の兵站部は今雑沓(ざっとう)を極めていた...
田山花袋 「一兵卒」
...それを聞いて、金公が心得たりと小膝を丁と打ち、呼べる段ではない、この金筒のお倉婆あこそは、今は蔭間専門を内職とし、ここへ申しつけさえすれば、到るところに渡りがついていて、舞台子、かげ子、野郎の上品下種(じょうぼんげしゅ)、お望み次第だということ、その来歴、遊び方、散財の方法なんぞを、心得顔に並べるのがうるさく、神尾は、ちょうど傍へ来合わせた三毛の若猫を取って、それを上手に投げると、得意になって振りたてていた金公自慢の髷(まげ)つぶしに、その猫が取りつく...
中里介山 「大菩薩峠」
...長盆の乱れ飾という台子の奥儀をすらすらと顔筋一つ動かさず...
山本笑月 「明治世相百話」
...杉本主事は特に次の張台子駅まで同乗して見送られ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...台子(だいす)の間(ま)まで来ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉はもう先に台子(だいす)の間(ま)を出ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索