...叮嚀を守って、無事に帰ってね...
...彼女はいつも私に叮嚀をしてくれる...
...先生から叮嚀されて、もっと勉強しなければならない...
...友達に叮嚀されて、もっと安全に運転するようになった...
...叮嚀を無視して失敗する人もいる...
...さうだつたか」と初めてあの叮嚀なお辞儀の理由(わけ)が判つた...
薄田泣菫 「茶話」
...そして御叮嚀に附箋までして...
薄田泣菫 「名文句」
...叮嚀に剃刀(かみそり)のあてられた顔も...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...叮嚀にお礼を言われると...
太宰治 「作家の手帖」
...うるさいほど叮嚀な説明を...
太宰治 「誰も知らぬ」
...叮嚀(ていねい)にお辞儀をした...
太宰治 「律子と貞子」
...昨日の無礼を詫び『今後叮嚀親切を旨として乗務致します云々(うんぬん)』とある...
辰野九紫 「青バスの女」
...岡田に叮嚀(ていねい)な挨拶をした...
夏目漱石 「行人」
...原さんは思ったよりも叮嚀(ていねい)であった...
夏目漱石 「坑夫」
...初さんがこれほど叮嚀(ていねい)な言葉を使おうとは思いも寄らなかった...
夏目漱石 「坑夫」
...其節は又御叮嚀に難有う...
夏目漱石 「それから」
...このうち、金比羅山の花見では、とんと、玉井さんのお世話になりました」「その節は、御叮嚀に、金物商組合から、過分な物を頂きまして……」「なんの、ほんの志です...
火野葦平 「花と龍」
...それをお訊ねする為です」と警官は割合に叮嚀にいった...
松本泰 「日蔭の街」
...」と叮嚀に頭を下げた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...(叮嚀にハンカチをむすぶ)百姓 それんばっち...
三好十郎 「おりき」
...つくばいは飽迄自然石を穿ったもので水鉢の磨きも叮嚀に寂然たるものでなければ面白くない...
室生犀星 「庭をつくる人」
...足なら足の一ところを叮嚀(ていねい)周到にタオルと石鹸を当てがい...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...そうしてその銀杏の葉に書いてある字を妾に読まして下さい」と叮嚀(ていねい)に頼んだ...
夢野久作 「白髪小僧」
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