...叮嚀を守って、無事に帰ってね...
...彼女はいつも私に叮嚀をしてくれる...
...先生から叮嚀されて、もっと勉強しなければならない...
...友達に叮嚀されて、もっと安全に運転するようになった...
...叮嚀を無視して失敗する人もいる...
...しかも御叮嚀に『川村雲山氏に代りてA・L』と日本語で刻み込んであったのです」信じ難い奇怪事だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...」と言つて叮嚀にお辞儀をしました.間もなくK氏は帰つて行きました...
薄田泣菫 「質屋の通帳」
...さうだつたか」と初めてあの叮嚀なお辞儀の理由(わけ)が判つた...
薄田泣菫 「茶話」
...すると医者は叮嚀に見終つて...
薄田泣菫 「茶話」
...利休宗匠でいらせられますか」遠州は自分の工風(くふう)した遠州流のものごしで叮嚀(ていねい)に挨拶しました...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...御叮嚀(ていねい)に日本字の書き版である...
谷譲次 「踊る地平線」
...御迷惑でも御辛抱していて下されば……」彼は叮嚀な様子をして立ち上った...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...心から叮嚀(ていねい)にお辞儀をした...
徳田秋声 「あらくれ」
...その節は又御叮嚀(ていねい)に難有う...
夏目漱石 「それから」
...その表に橋本農学博士殿と叮嚀(ていねい)に書いてあったのを乙(おつ)に眺めながら...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...あるものは閑(ひま)に任せて叮嚀(ていねい)な楷書(かいしょ)を用い...
夏目漱石 「倫敦塔」
...叮嚀(ていねい)に叮嚀(ていねい)にと仰(おつ)しやるけれど...
樋口一葉 「われから」
...極めて親切叮嚀に同情深く描き出す...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...それ故(ゆゑ)彼は一層叮嚀にさも敬意を持つかのやうにおじぎをした...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...馬鹿叮嚀にも程がある...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...裏表とも叮嚀に見て行ったが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...吾(われ)に帰って頭の毛を叮嚀に撫で付け初めた...
夢野久作 「二重心臓」
...馬鹿叮嚀におじぎをしている...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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