...けさ春の氷ともなし水の糟(かす)召波(しょうは)この句意はある日の朝手水鉢(ちょうずばち)なり盥(たらい)なりそういうものを見ますと...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...召波の四人であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...召波の二人は蕪村の高弟であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...初午(はつうま)や足踏れたる申分 召波召波の名は前に一度出ました...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...巻葉より浮葉にこぼせ蓮の雨 杉月辻君に衣(きぬ)借られな鉢叩 旧国夙く起よ花の君子を訪ふ日なら 召波うき我に砧(きぬた)うて今は又止みね蕪村のごとく命令体のもあります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...蓮に誰小舟漕来るけふも又 如菊小車の花立伸て秋曇 東壺夏の月平陽(へいよう)の妓の水衣(みずごろも)召波谷紅葉夕日をわたる寺の犬 烏西等がその例であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
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高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...維駒は召波の子で「五車反古(ごしゃほうご)」の編者であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...召波(しょうは)十三回の追悼会に催せし者と知らる...
正岡子規 「俳諧大要」
...彼がかつて召波(しょうは)に教えたりという彼の自記はよく蕪村を写し出(い)だせるを見る...
正岡子規 「俳人蕪村」
...これ子(し)が俳諧の郷なり(略)蕪村はいかにして理想美を探り出だすべきかを召波に示したるなり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...蕪村の俳諧を学びし者月居、月渓、召波、几圭(きけい)、維駒(いく)等皆師の調を学びしかども、ひとりその堂に上りし者を几董(きとう)とす、几董は師号を継ぎ三世夜半亭を称(とな)う...
正岡子規 「俳人蕪村」
...彼がかつて召波(しょうは)に教へたりという彼の自記は善く蕪村を写し出だせるを見る...
正岡子規 「俳人蕪村」
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正岡子規 「病牀六尺」
...(五月一日)『宝船』第一巻第二号の召波(しょうは)句集小解(しょうかい)を読みて心づきし事一つ二つ紙子(かみこ)きて嫁が手利(てきき)をほゝゑみぬ「老情がよく現はれてゐる」との評なれど余はこの句は月並調に近き者と思ふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...碧梧桐(へきごとう)近時召波(しょうは)の句を読んで三歎す...
正岡子規 「墨汁一滴」
...余もいまだ十分の研究を得ざれども召波の句の趣向と言葉と共にはたらき居る事太祇(たいぎ)蕪村(ぶそん)几董(きとう)にも勝るかと思ふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...太祇(たいぎ)蕪村召波(しょうは)几董(きとう)らを学びし結果は啻(ただ)に新趣味を加へたるのみならず言ひ廻しに自在を得て複雑なる事物を能く料理するに至り...
正岡子規 「墨汁一滴」
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