...芭蕉忌には、芭蕉の句碑めぐりも人気がある...
...追分(おひわけ)には「吹き飛ばす石は浅間(あさま)の野分(のわき)かな」の句碑あるよし...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...しかし木の下や池のほとりに古人の句碑の立つてゐるのは僕には何か時代錯誤を感じさせない訣(わけ)には行(ゆ)かなかつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...あの大きい句碑の前にね――それでもまだ張り子の亀の子は売っている...
芥川龍之介 「本所両国」
...三圍祠畔の句碑の苔を掃ふことのできない身を嘆いてゐる...
心猿 「九月朔日」
...句碑を建てたいと思つてゐますと手紙を書いてゐた頃に...
小穴隆一 「二つの繪」
...されば一句(く)一章(しやう)といへども人これを句碑(くひ)に作りて不朽(ふきう)に伝(つた)ふる事今猶(なほ)句碑(くひ)のあらざる国なし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...其後撤去した銅像の残された台石の上に句碑を立てることにした...
高浜虚子 「六百句」
...渡り鳥堤の藪(やぶ)を木伝(こづた)ひて十月二十日 「玉藻五句集(第八十回)」門の内掛稲(かけいね)ありて写真撮(と)る句碑を見て溝蕎麦(みぞそば)の逕(みち)左へと秋晴の奇北(きほく)高臥(こうが)のところ是(こ)れ十月二十一日 埼玉県須賀村に川島奇北の病を訪ひ...
高浜虚子 「六百句」
...浅間大神里宮芭蕉句碑――婦支飛寿石者浅間能野分可哉天然製氷所が散在してゐる...
種田山頭火 「旅日記」
...中佐都といふ部落に蕉翁句碑があつた...
種田山頭火 「旅日記」
...芭蕉句碑もあつた...
種田山頭火 「旅日記」
...芭蕉翁らの句碑もあつた...
種田山頭火 「旅日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...席上で朱鱗洞句碑建立の具体案がやゝまとまつたのはよかつた...
種田山頭火 「松山日記」
...和蕾さんを訪ねて朱鱗洞句碑の相談をする...
種田山頭火 「松山日記」
...忽ち岩頭に芭蕉の句碑あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...句碑として立っている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...虚子氏の句碑のそばからハイヤーに乗り...
吉川英治 「随筆 新平家」
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