...第一期の雑詠即ち明治四十一年十月以降一年足ずの間の雑詠は期間も短く且つ句数も極めて少なかつた...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...選出する句こそ少数なれ投句数は一万にも近いのであつたから其を片手間仕事にどうするといふことも出来ぬので残念であつたけれども断然其を廃止し且つ其を機会として俳句の事には一切手を出さぬことにしたのであつた...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...投句数の激増といふやうな量の上の進歩に併せて立派な句を見出し得るといふ質の上に進歩の著しいのを喜悦せねばならぬのである...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...句数から言つては決して多いとはいへ無い...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...『五百句』の時と同じく句数は厳格に六百句と限ったわけではなく多少超過しているかもしれぬ...
高浜虚子 「六百句」
...事変句数首をまとめた...
種田山頭火 「其中日記」
...句数はちようどころあひだけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...句稿を整理する、秋季の句数何百、そのうちに採るべきものが何句あつたか、――いかに近来の私がだらけてゐたかをまざ/\見せつけられた...
種田山頭火 「其中日記」
...昨年の八月から今年の十月までの間に吐き捨てた句数は二千に近いであらう...
種田山頭火 「草木塔」
...句数は僅々百数十句に過ぎなかった...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
...その軽妙なること俳句数百年間...
中里介山 「大菩薩峠」
...句数五千一万の多きに至らずとも...
正岡子規 「俳諧大要」
...ただ句数と歳月とを積むこと多ければほぼ一句のこなしつき...
正岡子規 「俳諧大要」
...今古句数首を引(ひい)て俳家の用意周到なる処を指摘し...
正岡子規 「俳諧大要」
...故にその作句数千...
正岡子規 「俳諧大要」
...句数も二十首の多きに及ぶ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...今年或人の芳野紀行を読みていくばくの想像を逞(たくま)しうするを得て試みに俳句数首を作る...
正岡子規 「病牀六尺」
...(六月三日)募集の俳句は句数に制限なければとて二十句三十句四十句五十句六十句七十句も出す人あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
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