...彼女とは古馴染で、ずっと仲がいい...
...この店は地元の人には古馴染の味がする...
...習慣になっているからといって、古馴染のやり方がいいとは限らない...
...友達との再会は古馴染の楽しさがある...
...彼はこの町の古馴染で、みんなから慕われている...
...検校とは古馴染で...
薄田泣菫 「茶話」
...町の古馴染(ふるなじみ)は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...窮境がやってきても彼はその古馴染(なじみ)に親しく会釈した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは今生きのこつてる伯母さんの古馴染で...
中勘助 「銀の匙」
...俺の古馴染の東作さんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰でもぶつかるようないろんな古馴染(ふるなじみ)が眼についた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...古馴染で教父(なづけおや)に当つてゐるツイブーリャといふ哥薩克の家へ到着するまで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...古馴染の愛馬に対する憐愍の情に堪へなかつたのぢや!『どんな馬でも一頭...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...我々の古馴染(ふるなじみ)のパリの警視総監G――氏(2)が入ってきたとき...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...僕の古馴染みのパイプの惡口でも書いてやらうかと思ふ...
堀辰雄 「パイプについての雜談」
...こゝから古馴染の祇園の貴族宮殿え引き上げてくる...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...蝋燭の光に照らされる古馴染の小聖像を眺めていると...
「赤い貨車」
...古馴染(ふるなじみ)の茶店から「茶精」というものを買って飲むんです...
夢野久作 「狂人は笑う」
...古馴染(ふるなじみ)の右傾団体から手をまわしたりして万一感付かれたらカタナシになる...
夢野久作 「冥土行進曲」
...小六と玄蕃とは雨龍の山荘にいた時代からの古馴染(ふるなじみ)であるのを思えば...
吉川英治 「剣難女難」
...お互いが開封(かいほう)東京(とうけい)にいた頃からの古馴染みですとさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...小次郎の古馴染みを見つけた事を...
吉川英治 「平の将門」
...古馴染(ふるなじみ)の男じゃ...
吉川英治 「茶漬三略」
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