...半島人はいうまでもなく...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...半島人の二千余万人を包括しているのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...半島人の切望する処となっているようである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...どうやら半島人らしいと見分けられた...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...彼は半島人だった...
中島敦 「虎狩」
...一見して彼を半島人と見破ることは誰にも出来なかった...
中島敦 「虎狩」
...それに又その少年の様子がどう見ても半島人とは思えなかったからだ...
中島敦 「虎狩」
...自分が半島人だという意識を持たせないように――これは此の時ばかりではなく...
中島敦 「虎狩」
...趙は実は此の点を――自分が半島人であるということよりも...
中島敦 「虎狩」
...半島人とか内地人とかいう問題にくよくよ心を悩ましたろうことは推察に難(かた)くない...
中島敦 「虎狩」
...――裸の、弱虫の、そして内地人ではない、半島人の、彼を見せてくれたことが、私に満足を与えたのだった...
中島敦 「虎狩」
...ただ趙は――自分の家庭での半島人としての生活を見られたくなかったのであろう――自分の家へ遊びに来られるのを嫌ったので...
中島敦 「虎狩」
...家々の庇合(ひあわ)いにはあらゆる種類の洗濯ものと内地人や半島人のかみさんたちと子供たちと病人とが動いているのであった...
「朝の風」
...白い裳をふくらませて大股にゆく半島人の婆さんと車道を横ぎって...
「朝の風」
...それは半島人であった...
柳田国男 「故郷七十年」
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