...この古鏡はとても美しい色合いです...
...古鏡を手入れする方法を知っていますか?...
...古鏡は歴史的背景があるので美術品としても価値が高いです...
...古鏡鑑定士は古鏡の真贋を見極める技術が必要です...
...この美術館には数々の古鏡が展示されています...
...あな古鏡、往(い)にし世に、額(ぬか)白(しろ)かりし上(じやうらふ)の戀のうらみに世をすてし今はのきはのかたみとや、横さにかかる薄雲の曇れる影も故づきて、頼もしき哉、祭壇(かみどこ)の清き姿をうち湛ふ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...なう古鏡、このあした、汝(なれ)を抱きて歎く身の述懷(おもひ)は夢か、蜃氣樓(かひやぐら)、それにも似つる幻か、いずれ覺むべきものならば、儘よ、短かき晝の間を、飽かぬ睦びにあくがれて、悲しき闇を忘れまし...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...くもりたる古鏡の如し朧月(おぼろづき)四月四日 一江招宴...
高浜虚子 「五百五十句」
...柱には一面の古鏡を掛けて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...老杉蓊鬱(おううつ)たる尾峰の彼方に琵琶湖の水が古鏡の表の如く...
近松秋江 「湖光島影」
...古鏡に關する研究等は急速に進歩して來たが...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...古鏡古銅器ヲ観ルノ眼ニテ之ヲ観レバ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...(第六十七圖(だいろくじゆうしちず))第六十六圖 日本支那古鏡第六十七圖 日本支那古鏡さて古墳(こふん)の中(なか)から出(で)る鏡(かゞみ)は...
濱田青陵 「博物館」
...紅白(こうはく)の綱(つな)ながく垂(た)れて古鏡(こきよう)の光(ひか)り神(かみ)さびたるもみゆ...
樋口一葉 「われから」
...眼のしたに、蘆(あし)の湖(こ)が、古鏡のように、にぶく光っている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...壁の上の四角な月影が古鏡の面のように薄光りしている...
久生十蘭 「魔都」
...生家の物置に忍んで昔のツヾラの中から探し出した価打のない古鏡とか...
牧野信一 「鏡地獄」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...一古鏡の鼻の盤竜を指し...
南方熊楠 「十二支考」
...)の中は古鏡のように澄み古色自ら在る体のものでなければならない...
室生犀星 「庭をつくる人」
...常愛古鏡...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...古鏡磨来旧影清...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...過日の南北朝展でも、絵画から古鏡、蒔絵の図様にまで雀の図がよく見られた...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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