...古意を得るのは勿論(もちろん)結構であらう...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...けれども古意を得ないにしろ...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...次に比古意須(ひこおす)の王...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...實に古意蒼涼たる歴史をも有する也...
大町桂月 「碓氷峠」
...見渡す限り古意鬱勃として...
大町桂月 「白河の關」
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武田祐吉 「古事記」
...とに角漫然とした復古意識が今まず問題である...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...盧照鄰(ろしょうりん)の「長安古意」の長詩の中の一句でありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様を「長安古意」のたんのう者としたのみでなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...この「長安古意」が蒸し返されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...さきほど『長安古意』の...
中里介山 「大菩薩峠」
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正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...古意古調なる者が万葉以後において...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...ただ「世の中は」の歌のごとく古意古調なるものが『万葉』以後においてしかも華麗を競うたる『新古今』時代において作られたる技量には驚かざるを得ざる訳にて...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...私もこれが古意であろうと思う...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「遼東」の古意は「遼東文献徴略」の著者の研究に拠ると...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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