...山の古宮(ふるみや)の境内の青萱の中から拾ったとて...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...例の古宮であった...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...古宮の話あなたあの人からもうお聞きなすつて...
高濱虚子 「俳諧師」
...古宮の方へ行かうかと廢業(やめ)る一月程前迄迷つたのですけれど...
高濱虚子 「俳諧師」
...どちらかといへば私あの人よりも古宮の方が好きな位であつたのですけれど...
高濱虚子 「俳諧師」
...二十四「困つたのは古宮とあの人とが落合つた時でした...
高濱虚子 「俳諧師」
...古宮の方は尚それよりも少し後れて感づいたらしかつたです...
高濱虚子 「俳諧師」
...古宮は『五十嵐が來て居るぢやないか...
高濱虚子 「俳諧師」
...貴樣古宮に出して貰つたのだな...
高濱虚子 「俳諧師」
...大きな聲をして古宮に聞えたら大變だと...
高濱虚子 「俳諧師」
...それには自分の競爭者であつた古宮に對する嫉妬心も手傳ふ...
高濱虚子 「俳諧師」
...家々の窓から覗く土耳古宮廷妾(オダリスクス)と王公側室(サルティナス)と回教女(ファティマ)...
谷譲次 「踊る地平線」
...高千穂噴火によって焼失した霧島神宮の古宮址なのである...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...今はこの古宮址の上手に...
豊島与志雄 「高千穂に思う」
...寧楽(なら)・平安古宮廷の盛時を眼前に見る心地して...
南方熊楠 「十二支考」
...南の岸の楽音は古宮家の人の耳を喜ばせた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大内義隆(よしたか)造作の古宮(ふるみや)なりといへり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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