...古器物を収集する人が増えている...
...祖父が家に古器物を残していた...
...古器物の展示会に行ってきた...
...古器物には高価なものもある...
...古器物を探す旅に出かけた...
...其の外収蔵の物、本邦古人書画、近代儒家文人詩文、唐山真蹟書画、本邦諸国地図、唐山蛮方地図、草木金石珠玉点介鳥獣、古銭古器物、唐山器物、蛮方異産の類ありと雖も、皆考索の用とす...
芥川龍之介 「僻見」
...君の好きな古器物でも席に飾って待つべしとまで云うてよこしながら...
伊藤左千夫 「浜菊」
...土人の古器物(こきぶつ)も二三据ゑてある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...然れども此人民の遺物なりとアイヌの言ひ傳へたる物を見るに本邦諸地方の石器時代遺跡に於て發見さるる古器物と同性質にして彼も此も正しく同一人民の手に成りしと考へらるるが故に...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...竪穴の中よりは古器物(こきぶつ)の他に...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...中央(ちうわう)アメリカ發見(はつけん)の古器物中には此類の石器に短(みぢか)き柄を付け寄(よ)せ石細工を以て之を飾(かざ)れる物在り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...○歐羅巴ノ古器物特ニ利器ノ原料ニ鐵ト青銅トノ別有ル事...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...始めてあの建築や古器物に接した時にはおそらくさまざまな深い感興に動かされたに相違ない...
寺田寅彦 「案内者」
...古器物に対して丁度骨董家が有つような愛好の念をもってこれを蒐集する人もある...
寺田寅彦 「科学上の骨董趣味と温故知新」
...だん/″\古器物が生活要素になります...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...本當に古器物に魅惑されて持つて居る人はありませぬ...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...第一に社寺または古器物の写真の不足しているのを補うためにこれを買集める事...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...それはもちろん言語及び文字をもつて傳へられたものに限られることなく、古器物、古泉、紋章、その他まことに樣々なるものを含んでゐるけれども、その中に於て言語及び文字即ちロゴスによるものが、最も重要な、且つ最も優越な位置を占めるといふことは爭はれないであらう...
三木清 「歴史哲學」
...また古器物(こきぶつ)や本艸(ほんぞう)の参考に供すべき動植物を図(ず)するために...
森鴎外 「渋江抽斎」
...新作品の調査は古器物の歴史にまた鑑賞に重要なものとなろう...
柳宗悦 「北九州の窯」
...そういう古器物のほかに...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
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