...そのおかみさんはせっせと赤いらしゃの古切れをぬって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「赤いくつ」
...通俗雑誌などに古切手蒐集の目録などと並んでオカルティズム伝授書の広告がたくさんでている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...郵便の古切手やマッチの貼紙までを集めるゆえ...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...古切手を貼った面とこのバンドを貼った面とが交互になっている...
寺田寅彦 「柿の種」
...「フランネルの古切なんですけどね...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...布の古切(ふるぎ)れで織ったものを使いはじめたからである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...そのかわりに木綿布の古切(ふるぎ)れを何枚も合わせて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...――古切(ふるぎれ)を継ぎ合わせて作った袷(あわせ)に...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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