...彼女との会話で、「口語体で話してくれるともっと聞きやすい」と言った...
...インタビューで口語体で答えた方がよい場合もある...
...家族との円滑なコミュニケーションのためには、口語体で話すことが大切だ...
...文化祭でのスピーチは口語体で行うことになっている...
...学校の授業では、口語体での表現力も重視される...
...口語体が一番良いと云った...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...そうすると「けり」という文語体の切字は極めて卑近な「でした」という口語体の助辞ということにすぎないのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...いわゆる口語体が生まれた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...口語体という一つの文章体なのだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...欠けてゐるものがありとすれば口語体の表現位のものだらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それは明治十九年に公けにされたものでたどたどしいながら口語体の文章で書かれてゐる...
水野葉舟 「言文一致」
...あくまで地道な直ぐな態度で口語に依る新しい日本の文章を書かうと努めた二葉亭の表現は明かに後年の口語体の文章の源流になつたと言つていい...
水野葉舟 「言文一致」
...この頃には既に日本の文体は殆ど口語体になつて居て...
水野葉舟 「言文一致」
...口語体に訳するときはかうなる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これを口語体の文に用いたらどうであろう...
森鴎外 「空車」
...口語体の文は文にあらずという人はしばらくおく...
森鴎外 「空車」
...口語体の文においてもまた恬(てん)としてこれを用いる...
森鴎外 「空車」
...地の文はこれまで書き慣れた口語体...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...普通教育における国語は専ら口語体のみを課すべきであると思います...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...現在の国語読本や修身読本に書かれている口語体が余りに悪文に満ちていることです...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...読本に挿まれた長い詩や唱歌が(昭憲皇后の御製は別として)口語体のも...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...口語体交じりに書いているのであるが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...口語体は文章体をさえ解し得ない民衆の間から生まれた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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