...彼は口籠で、話し上手ではない...
...口籠を治すために、スピーチの講習に参加することにした...
...あの人は口籠だから、意見を聞き出すのは難しい...
...友人に口籠であることを打ち明け、アドバイスを求めた...
...口籠を治すためには、積極的に話す練習をする必要がある...
...舵手のこうして口籠ったのはちょっと不自然に思われた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その怒を恐れて口籠った...
田中貢太郎 「妖怪記」
...」あとは口籠って...
豊島与志雄 「椎の木」
...」そう云いかけて隆吉は中途で口籠った...
豊島与志雄 「反抗」
...」辰代は口籠りながら奥の室を顧みた...
豊島与志雄 「変な男」
...おのずから口籠(くちごも)ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...「それは……」と言って口籠りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...」と口籠るやうに云つた後で...
長與善郎 「青銅の基督」
...小夜子はまた口籠(くちごも)る...
夏目漱石 「虞美人草」
...女はまた口籠る...
夏目漱石 「虞美人草」
...少し口籠(くちごも)って躊躇(ちゅうちょ)した...
夏目漱石 「明暗」
...どっちが気楽なの」「そりゃ……」お延は口籠(くちごも)った...
夏目漱石 「明暗」
...つまりその頃の天災地變の哀れさを見て……」先生は口籠(くちごも)りながら云つた...
南部修太郎 「猫又先生」
...何か言いたそうにしては口籠もっていましたが...
平林初之輔 「悪魔の聖壇」
...「明さんにはどう見えて?」「さあ……」明は本当に困惑したような目つきで彼女を見返しながら口籠(くちごも)っていた...
堀辰雄 「菜穂子」
...せっかく鳴物のほうがピッタリ合ったかとおもうと圓朝のほうが口籠ったり...
正岡容 「小説 圓朝」
...姉は「まあ!」と口籠るように吃驚(びっくり)して...
室生犀星 「幼年時代」
...口籠(くちごも)っていると「わからんでしょう――...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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