...あなたのお口添えで...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...店のお得意筋に当るさる身分ある方の御隠居の口添で...
太宰治 「古典風」
...こいさんの手へ渡るように口添えをして上げてもよい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...此の縁談が纏(まと)まったのは将軍家の口添えの結果であった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...修道院の内部からなんとか都合のいい口添えをしてくれるかもしれなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...八五郎の口添えで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お辰は平次の口添えで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――初七日に御内儀さんの御口添があつたとお仰しやつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」と母も口添えしたが...
牧野信一 「昔の歌留多」
...真壁の仙太郎親方に口添えをしていただいて軍夫でも雑役でもよいから加えていただきたいといったからな...
三好十郎 「斬られの仙太」
...報道部のどなたかにお口添えを願って...
三好十郎 「猿の図」
...兵藤 何を言うかっ! 今日のことは甚伍左の口添もあり...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...医師の口添え右から左と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お口添えのあった事にもござります...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老公のそばから口添えした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...示談の口添えいたそう...
吉川英治 「松のや露八」
...烏丸家の口添えで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...内藤氏の口添えで横浜船渠へ入れてもらえる事になったのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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