例文・使い方一覧でみる「口止」の意味
スポンサーリンク...彼は口止め料として相手に罵詈雑言を言われた... 
...「社長が電撃発表する前に社員全員に口止めするよう指示を出した...
...彼女は口止め料を要求されたが、それに対して鉄槌を下した...
...何と言って口止めされたんだ」その言葉を聞くと男は突然低い濁った声でふふとわらい出した...
梅崎春生 「日の果て」
...幸子は直ぐに口止めをした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこで取り敢えず現場を見た者には堅く口止めをして...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...Ａ女のことは堅く口止めされていました故...
豊島与志雄 「霊感」
...駄賃は、町までのを、これは、別に口止料」と、いって、金を差出して、片手で駕をたたいた...
直木三十五 「南国太平記」
...私もさういふことがあらうとは思はずに居たのだから能く聞いて見るからと其女の口止をしたのであつたといつた...
長塚節 「隣室の客」
...高蔵人登場お春には固く口止めして...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...厳重に口止めをしたまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一応口止めはしたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鰻上（うなぎのぼ）りの口止め料を取られ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...堅く口止めしましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小僧を退去させるとき、堅く口止めして、しっかり見張って最新状況を知らせろと命じた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...「口止めをしたか」五郎太はそう云いながら...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...二人には固く口止めをしておいた」「おれを呼んだのはよかった」と五郎太が云った...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...「私はまた口止めされたかと思いました」「そう思ったらやめるがいい」と里見十左衛門が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...宗近先生に口止めを頼みましたが僥倖（しあわせ）と大騒動に紛（まぎ）れて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その口止めを破っている自身に気がついて源次は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...かねて旦那様から口止めされてありましたで――どこまでも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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