...ひとことも口をきかずにいるのだった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...僕のはうもいつもとはちがつた芥川の顏つきをみてて口をきかずにゐたのだが...
小穴隆一 「二つの繪」
...一言も口をきかずに...
太宰治 「人間失格」
...この息子とは一言も口をきかずに帰ってしまおうかとさえ考えた...
太宰治 「母」
...薄明りと沈黙の陥没した世界に口をきかずに住み...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...声高に口をきかずにはおられなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一言も口をきかずに...
豊島与志雄 「彗星の話」
...一言も口をきかずにガヴローシュのあとに従い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らは一言も口をきかずに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...先生ひとことも口をきかずに席を蹴立つて部屋のまん中へ出ると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...さっきデュパンが小切手を書いてくれと言ったときからひと言も口をきかずに...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...殆ど口をきかずにいる事が多かった...
堀辰雄 「菜穂子」
...ひと言も口をきかずに...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ひと言も口をきかずに親方は歩いた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...一言も口をきかずに見ているんですって...
水上滝太郎 「遺産」
...一言も口をきかずに家の入口へ置いてかえって来てしまったという話をした...
「鏡の中の月」
...口をきかずに腰かけていた...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...ひとことも口をきかずに...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「にいさんと妹」
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