例文・使い方一覧でみる「叙情的な」の意味
スポンサーリンク...我々の期待よりも過度に叙情的なメロディーを持つてくる傾向がある... 
伊丹万作 「映画と音楽」
...私の考えでは音楽は他の芸術とくらべると本質的に叙情的な分子が多いからである...
伊丹万作 「映画と音楽」
...叙情的な詩も修辞的な詩もほぼ書かれなくなってしまい...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...多くの叙情的な称賛の辞が浴びせられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...叙情的な訴え、歌曲の一節と叙情短詩の交じったもの、鳩（はと）のやさしい飾り言葉、花束に編まれて美妙な天国のかおりを発する精練された欽慕（きんぼ）の言葉、心より心へ伝える得（え）も言えぬさえずりであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一種の叙情的な美しさにまで発展している...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...叙情的な一切の感情を排斥したことに原因する...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...叙情的な詩をつくつてゐた頃だつた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...三つや四つ位ひは立所に叙情的な詩が作れさうだ――ふと...
牧野信一 「鏡地獄」
...」彼は変に細かく叙情的な声をした...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...わたしは途方もなく叙情的な大学生であつた...
牧野信一 「湖の夢」
...こういう叙情的な詩に関心をもっていたということは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それが作の世界全体に叙情的な色調を与えるゆえんなのであろう...
和辻哲郎 「藤村の個性」
...叙情的な情緒の流露によって表現する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利！手書き漢字入力検索