...境遇自叙の一篇が...
泉鏡花 「薄紅梅」
...芭蕉の心がその景色を叙さねばならん衝動に駆られたのである...
高浜虚子 「俳句への道」
...久濶を叙している...
林不忘 「安重根」
...章から章を追つて層叙法を用ひたのなどはあまり新しいとはいへない...
田山録弥 「レイモンドの『農民』」
...――フィヒテの知識学の諸叙述が次第に論理的なものから宗教的なものに移行して行ったことは興味ある事実でなければならない...
戸坂潤 「辞典」
...この経験については既に小説『冷笑』と『父の恩』との中に細叙してあるから...
永井荷風 「西瓜」
...善き叙事詩(エピック)を書き得るのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...抒情詩的にも、叙事詩的にも、一も心に浪を起し、真の詩的陶酔を感じさせる自由詩がない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...も一通の消息にも身延隱棲の自然が叙されてある...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...私の自叙伝もこの先...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...先づ第一句にて「子ら」と呼びかけたれば全体が子らに対する言葉なるべしと思ひきや言ひかけは第四句に止まり第五句は突然と叙景の句を出したり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...正像末の歴史観は親鸞にとって客観的な歴史叙述の基礎として取り上げられたのではない...
三木清 「親鸞」
...此種叙事詩の大作なるべし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...或時私の前に腰掛けた私の関係していない医学専門学校の学生が聴き手の好奇心を満足させるように光景を叙述して「何しろ汚くって臭いからなるべく遠くから覗いているんです」と云った...
森於菟 「屍体異変」
...わたしの的確な叙述によって驚かし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...盛(さかん)に記録に現われる神階の陞叙(しょうじょ)などは...
柳田国男 「海上の道」
...従三位参議に任叙(にんじょ)さるべく取做(とりな)した...
吉川英治 「新書太閤記」
...天文現象世界地理などを観察叙述するコスモグラフィーの学校などを創設して...
和辻哲郎 「鎖国」
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