...芸術的に完成した一篇の叙事詩をも生んでゐない...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...現に自叙伝は「私(わたくし)」小説と云ふものとはつきりした差別を持つてゐない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...しかも其歌の極平凡な叙事叙景の歌に過ぎない事...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...その弁証法的な研究方法と叙述方法とに於て見られたように...
戸坂潤 「科学論」
...「註文帳」の如き諸作はこの叙事詩的の一面を捉へ来つて描写の功を成したのである...
永井荷風 「里の今昔」
...編中の叙景は東京近郊のひらけなかつた頃の追憶に基くもので...
永井荷風 「来訪者」
...あるいは叙勲(じょくん)せらるべしという議論がさかんに行われる...
新渡戸稲造 「自警録」
...ホーマーの叙事詩(エピック)に始まっている...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...この「叙事詩」と「抒情詩」とは実に西洋詩の二大範疇(はんちゅう)と言うべきもので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...叙事詩はホーマーのイリアッドが代表し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...あらゆる文明の源泉はこの叙事詩(エピック)から始まってくる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...帝居ヲ号シテ楓宸ト為ス」と叙してある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...同様のことは上野の春景色を叙べてゐる左の件りなどに於ても云へるが...
正岡容 「下谷練塀小路」
...久良伎翁そのころの川柳随筆の宝塚を叙された中にも...
正岡容 「大正東京錦絵」
...書を作るに臨んで眼前の景を叙したと云ふ詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...または少なくとも選抜せられた或る男女の仲らいを叙(の)べたものでありました...
柳田国男 「木綿以前の事」
...暢叙譜の愛酒の憲法は...
吉川英治 「折々の記」
...天文現象世界地理などを観察叙述するコスモグラフィーの学校などを創設して...
和辻哲郎 「鎖国」
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