...折々撓(たわ)まんとする予が心を勤め励(はげ)まして今日あるにいたらせたる功績をも叙せざるべからず...
饗庭篁村 「良夜」
...彼れの自叙伝を読んでみると...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...(21)ただなるべく簡潔に叙する必要から普通の文章や言葉にくらべて文字の省略が行われます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...それは説明であり叙述である...
種田山頭火 「其中日記」
...A・K・トルストイの『罪の女』(訳注 ロシア十九世紀の詩人・劇作家トルストイの叙事詩...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...画のように叙述した一つの物語を作るこの小さな仕事に専心している...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...達意な文学的表現能力と確固たる叙述内容とを結びつける技能に於ては...
戸坂潤 「思想としての文学」
...――フィヒテの知識学の諸叙述が次第に論理的なものから宗教的なものに移行して行ったことは興味ある事実でなければならない...
戸坂潤 「辞典」
...その新味の少い坦々たる叙述を超えて...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...実は少々御示教に与(あずか)りたき儀有之(これあり)昨夜はいつもの処にて御目(おめ)に掛れる事と存じをり候処御病臥(びょうが)の由面叙(めんじょ)の便を失し遺憾に存じ候まゝ酒間乱筆を顧みずこの手紙差上申(さしあげもうし)候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...本来、この自叙伝には、乱暴、喧嘩、かけおち、すいきょう、座敷牢、千三屋、ロクでもないことには多分に紙筆を費しているくせに、自分の修業のことになると、あんまり書いていないようだが、勝のおやじとても、そうロクでないことばかりではない、本職の剣術をはじめ、相当の鍛錬を積んでいるはずだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...*抒情詩的(リリカル)な感情と叙事詩的(エピカル)な精神とが...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...いかにしても叙事詩の発想には適しない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...菊池寛の半自叙伝は素的に面白いよ...
牧野信一 「会話一片」
...日記や自叙伝の要求するのは完全なリアリズムである...
三木清 「日記と自叙伝」
...私は久しく眩(まぶ)しい叙情詩的の気分に浮き立っていた...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...生活の様を叙して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...しかし当時の人心の直接の流露である叙情詩に同じき律動が認められるとすれば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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