...受用身形で書かれた文を能動態に直すのは難しいです...
...受用身の形で書かれた書類を確認しました...
...受用身を使うことで、話者が自分自身を遠ざけた印象を与えることがあります...
...思い切って受用した事であろう...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...麦ほこりかかる童子の眠りかな十一 龍門黒光りに光った壁の上に未に仏を恭敬(くぎょう)している唐朝の男女の端麗さ!十二 黄河汽車の黄河を渡る間に僕の受用したものを挙げれば...
芥川龍之介 「雑信一束」
...彼の友だちはいづれもそれ等を受用してゐた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...恐らくは一生受用しても尽きることを知らぬ教訓を学んだ...
芥川龍之介 「僻見」
...されどこの間われは遺憾なくこのまつりの興を受用し盡せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...第三句集『山行水行』に入する語句二章(庵中閑打坐) (一鉢千家飯)山があれば山を観る 村から村へ雨のふる日は雨を聴く 家から家へ春夏秋冬 一握の米をいたゞき受用して尽きることがない いたゞくほどに鉢の子はいつぱいになつた二月五日天も私も憂欝だ...
種田山頭火 「其中日記」
...諸農の仏事供養の時汝壇を浄(きよ)めるの職にあれば供養の品々を受用して好(よ)からずやと宣(のたも)うなどその事もっぱら家猪に係り...
南方熊楠 「十二支考」
......
宮沢賢治 「講後」
...受用する力をくれた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...受用の央(なかば)にまた欲望にあこがれるのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...受用は人を陋(いや)しゅうする...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...受用はあれが性命の核心になつてゐたので...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...一層力を放つて現在の受用を完全にすることを努めなくてはならぬのである...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...この調和は読む人の受用を傷つける...
森鴎外 「空車」
...それを受用する機会を持った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...彼らは事実上には仏像に対して美的受用の態度にあった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし彼ら自らはそれを美的受用とは解しなかった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...それに反して花鳥風月のごとき自然の美に対しては彼らのとる態度が美的受用である事を自ら意識していた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
ランダム例文:
蝕まれた 厭倦 惚れて通えば千里も一里
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??