...この上はこの人の丹精によって師匠の一命を取り止めるより道もないことと観念致しおった次第であった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...出発三日前に急に取り止めることになった...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...悟空は失神してゆく己が心を取り止めることが出来なかつた...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...きょうの軍議によって決定した出陣のことはにわかに取り止めるという旨を...
吉川英治 「新書太閤記」
...生命(いのち)だけはまあ取り止めるらしいが...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索