例文・使い方一覧でみる「取り止め」の意味


スポンサーリンク

...この上はこの人の丹精によって師匠の一命を取り止めるより道もないことと観念致しおった次第であった...   この上はこの人の丹精によって師匠の一命を取り止めるより道もないことと観念致しおった次第であったの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...全く無意味と云ってもよい取り止めのない独語(ひとりごと)を洩(も)らす癖がある...   全く無意味と云ってもよい取り止めのない独語を洩らす癖があるの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...このような取り止めのない妄想に耽っている間に...   このような取り止めのない妄想に耽っている間にの読み方
寺田寅彦 「凩」

...それは花や月その他いっさいの具象世界のあまりに取り止めどころのないたよりなさである...   それは花や月その他いっさいの具象世界のあまりに取り止めどころのないたよりなさであるの読み方
寺田寅彦 「相対性原理側面観」

...それで自分のここに書いたこの取り止めもない追憶が...   それで自分のここに書いたこの取り止めもない追憶がの読み方
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」

...廻す拍子に一度危なく取落そうとしてやっと取り止めた様子は滑稽であった...   廻す拍子に一度危なく取落そうとしてやっと取り止めた様子は滑稽であったの読み方
寺田寅彦 「蜂が団子をこしらえる話」

...得たものはただ取り止めの付かぬ妄想に過ぎなかった...   得たものはただ取り止めの付かぬ妄想に過ぎなかったの読み方
寺田寅彦 「厄年と etc.」

...幸いに命を取り止めて来た今日でもやはり断えず何かしら病気をもっていない時はないように思われる...   幸いに命を取り止めて来た今日でもやはり断えず何かしら病気をもっていない時はないように思われるの読み方
寺田寅彦 「笑い」

...取り止めにしていいわ...   取り止めにしていいわの読み方
豊島与志雄 「春盲」

...父の命はようやく取り止めたものの...   父の命はようやく取り止めたもののの読み方
永井隆 「この子を残して」

...――十歳(とお)ぐらいは老けていたよ」良庵の言うことは取り止めもありませんが...   ――十歳ぐらいは老けていたよ」良庵の言うことは取り止めもありませんがの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...此の冷房も近いうちに取り止めとかいふ噂...   此の冷房も近いうちに取り止めとかいふ噂の読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...取り止めた考(かんがえ)というものは何ひとつ持っていないのに...   取り止めた考というものは何ひとつ持っていないのにの読み方
水上滝太郎 「九月一日」

...やう/\に取り止め候ひしとか承り及びて候...   やう/\に取り止め候ひしとか承り及びて候の読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...仕事が取り止めになるんですえ」「何も...   仕事が取り止めになるんですえ」「何もの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...きょうの軍議によって決定した出陣のことはにわかに取り止めるという旨を...   きょうの軍議によって決定した出陣のことはにわかに取り止めるという旨をの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...お取り止めもなりますまい...   お取り止めもなりますまいの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...それからおよそ半刻(とき)ぐらいの間というもの、取り止めもなく、彼のふく尺八は、彼の煩悩(ぼんのう)を虚空へ遊ばせていた...   それからおよそ半刻ぐらいの間というもの、取り止めもなく、彼のふく尺八は、彼の煩悩を虚空へ遊ばせていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「取り止め」の書き方・書き順

いろんなフォントで「取り止め」

「取り止め」の英語の意味


ランダム例文:
女性客   分解能   悖徳没倫  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
手土産   適格性   免疫細胞  

スポンサーリンク

トップへ戻る