...取り止めのない夢のような幼心にも何となく春が感じられる陽気な時候の頃であった...
谷崎潤一郎 「少年」
...やっと命だけは取り止めたが...
寺田寅彦 「柿の種」
...こんな取り止めも付かぬ事を色々な人に話してみた...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...取り止めもなく声を出しながら考えるという行き方」であったと評している...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...父の命はようやく取り止めたものの...
永井隆 「この子を残して」
...消えゆく夢をしばし取り止めようとする至難の事業である...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...取り止めの無い考えで...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...辛(から)くも命を取り止めたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――十歳(とお)ぐらいは老けていたよ」良庵の言うことは取り止めもありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このぶんではどうやら一命は取り止めた...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...悟空は失神してゆく己が心を取り止めることが出来なかつた...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...自分の存在を彼らに知らせようとする瓦(かわら)を積んでは崩(くず)すような取り止めもない謀略(はかりごと)が幼い胸中に幾度か徒事(あだ)に廻(めぐ)らされたのであったがとうとう何の手段(てだて)をも自分からすることなくある日崖下の子の一人が私を見つけてくれたが偶然上を見た子が意外な場所に佇む私を見るとさもびっくりしたような顔をして仲間の者にひそひそとささやく気配だった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...詩の功徳で危い生命を取り止めたエルプル Erpr や...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...けふの巡見を取り止めたのはそのためである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...世にも取り止めのない...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...そうしてトウトウ絶対に取り止めが出来なくなったのが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お取り止めなされませ」「ほかならぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...のみならず狂乱に近くなった彼女は取り止めのない言葉を口走ると共に肌身離さぬ短剣をスラリと引き抜いて我れと我が咽喉(のど)に擬した...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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