...サンフランシスコで自分の話に乗ってくれるある手堅いドイツ人に取り次ぎを頼んだという事...
有島武郎 「或る女」
...取り次ぎは出て来ない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...お取り次ぎを待たずに...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...若い男の西洋人が取り次ぎに出た...
寺田寅彦 「二十四年前」
...取り次ぎをするようにというのは...
羽仁もと子 「女中訓」
...「ちょっと密談があるので五分間ばかりお人ばらいが願いたいのですが」と私は取り次ぎの男に気兼ねする様な風をして言った...
平林初之輔 「私はかうして死んだ!」
...「こんなお取り次ぎによっての会談は私に経験のないことです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...僧都は姉の所に行って源氏から頼まれた話を取り次ぎしたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今日のように取り次ぎが中に立つ話ではなしに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...挨拶(あいさつ)の取り次ぎを託されるような人もなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...髭男を取り次ぎにして命じることだけを伝えさせた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「今朝(けさ)から身体(からだ)を悪くしておりますから」と取り次ぎに言わせて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...取り次ぎをもっての話がいつまでもかわされていることで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そして山荘の出来事を取り次ぎによっておしらせしたのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うとうとしくお取り次ぎでお話などをしてくださるだけでは私も尽くしたいことがお尽くしできない」と言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やはりその婆様の取り次ぎを頼む方が...
柳田國男 「日本の伝説」
...君前までお取り次ぎを」中門の守将は...
吉川英治 「新書太閤記」
...『主人はただ今臥っておりますし時刻も夜分でございますから……』と云って何としても取り次ぎそうになかった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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