...取り替えてくれるように頼んだ...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...貸本屋というのは大抵一週間か十日ほどで次の本と取り替えにくるものですが...
上村松園 「あのころ」
...色シャツの手早い取り替えという方法で応用したのである...
江戸川乱歩 「影男」
...まるで老人と若者が持役の取り替えっこでもしたようである...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...正雄はこれまでにも二度ばかり親方を取り替えた...
徳田秋声 「足迹」
...ガアゼ取り替えて下さらない...
徳田秋声 「仮装人物」
...すなわち両性が互いに接近せんとして互いに性質を取り替えるからである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あれから三度三角巾を取り替えたほどである...
永井隆 「長崎の鐘」
...それを数年ごとに取り替えねばならないので...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...「小杯(ちいさく)ッて面倒くさいね」と傍(そば)にあッた湯呑(ゆの)みと取り替え...
広津柳浪 「今戸心中」
...また冷たいのと取り替えてきてはのせてくれるのは芳幾だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...後(のち)諸神これを憐み千の眼に取り替えやった...
南方熊楠 「十二支考」
...取り替えてきた扇は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんな風に奉公先を取り替えて...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...往々にしてますますわからない語との取り替えっこである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それを取り替えてあげてから御飯を召し上がる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...剃刀をあて終え眠りたりた気持ちで久慈はカラアを取り替えた...
横光利一 「旅愁」
...わたしのとこっそり取り替えっこしときましょうや...
横光利一 「旅愁」
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