...怪談などの取り扱うところであるが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...会の取り扱うべき事柄についてもいろいろ討議する...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...取り扱うことが出来ない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...社会的見地から取り扱うということから始まる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...吾々は生物学的な専門的研究によって教えられることなくしても何を生物として取り扱うかを大体は知ることが出来るであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...かかる因果は単に個々のものに就いての因果であるばかりではなく――それならばフリッシュアイゼン・ケーラーの云うように自然科学も夫を取り扱うことが出来る――...
戸坂潤 「科学方法論」
...このような点は実際に問題を取り扱うに当って...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...科学そのものに対して科学が取り扱う対象が...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...形態学は之に反して生物という個体の形態を取り扱う...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...時事問題を取り扱う新聞雑誌は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その取り扱うところの標準がすっかり違うから...
中井正一 「美学入門」
...その中で取り扱う対象が自己を含まない点にある...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...科学は我々の五官によって触れうる経験を取り扱うとされておったものがですね...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...一州の人民を牛羊のごとくに取り扱うつもりにて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...牛羊のごとく取り扱うといえども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...運動した距離とかなんかいうようなものをでき上がったものとして取り扱うのが普通であるから...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...この人をどう取り扱うべきであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もっとも芸術家が初めからこのようなトルソーとして肉体を取り扱うということは...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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