...4番目の本は外部の病気を取り扱う...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...いかに私が表面に立って師匠没後の仕事を取り扱う責任を持つとはいえ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...」いんぎん鄭重(ていちょう)に取り扱うに限る...
太宰治 「渡り鳥」
...頭脳の力でそれを取り扱うという傾がある...
津田左右吉 「芸術と社会」
...物理学は元来自然界における物理的現象を取り扱う学問であるが...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...事物の無限の諸性質は之を取り扱う通路に於て...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...例えば社会学乃至社会科学は、従来精神科学であるのか自然科学であるのか判然としなかったが、その方法が自然科学的である限り(即ち対象を一様に等質的に且つ個々の場合に就いてではないという意味に於て連続的に、取り扱う限り)、正に「自然科学」にぞくする...
戸坂潤 「科学論」
...夫が自然科学の取り扱う根本素材と顕著な諸結果とを...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...科学そのものに対して科学が取り扱う対象が...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...まだ与えられていない将来の可能性(理想・想像・期待・杞憂其の他)とを同列に――非日常性的に・形式論理的に――並べて取り扱うことは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ブルジョア新聞紙自身を報道現象乃至評論現象という現代に於ける一つの社会現象として取り扱うならば...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...第三部の近代哲学はイギリス唯物論(経験論)・大陸唯物論(合理主義)・主観的観念論及び不可知論・フランス唯物論・ドイツ古典哲学・弁証法的唯物論・ヘーゲル以後の俗流唯物論や観念論諸流派・を取り扱う...
戸坂潤 「読書法」
...空間を取り扱う二つの型をもたしめるのである...
中井正一 「美学入門」
...それからは私を自分の親戚(みより)に当る若いものか何かを取り扱うように待遇するのです...
夏目漱石 「こころ」
...熱誠に取り扱うのは...
夏目漱石 「それから」
...これを無意味に浪費(ろうひ)しすなわち土芥(どかい)同然に取り扱うことははなはだ怪(け)しからんこととも言える...
新渡戸稲造 「自警録」
...取り扱うといいたいと思います...
羽仁もと子 「おさなご」
...国民のために貴き国法を取り扱うがゆえにこれを貴ぶのみ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
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