...てんで取り上げないのであった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...だが庄造はそんな云い草は取り上げない方がよいと思って...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...だが庄造はそんな云ひ草は取り上げない方がよいと思つて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...姉の求めに応じる勇気を私から取り上げないで!」夕闇の暗がりの中で...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...* 例えば Harms の Die Zeitung von heute(1927)は新聞の機関と人的要素とをしか取り上げない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...思想の科学の角度から文芸を取り上げない時...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...唯物論は主体の問題を主体の問題としては取り上げないもののことだと考える...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...専ら「客観的」な社会層や社会階級の問題としてしか取り上げないのは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...あなたのある種の言葉を取り上げないためには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それで紙芝居では電気技術だの機関車だのという野暮な話は取り上げない方が利巧である...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...この人からは何も取り上げないで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...一人天狗で決して人の言うことを取り上げない...
正岡容 「寄席」
...ここでは敢えて取り上げないが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...強いて音楽を特別な問題に取り上げないほど...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あまり人が取り上げない問題...
柳田国男 「故郷七十年」
...取り上げないこと...
吉川英治 「大岡越前」
...一鼓(こ)して破り得るものと信じますが」「いかんなあ」孔明は取り上げない...
吉川英治 「三国志」
...だからこの問題を全然取り上げないのは孔子のみだと言わねばならぬ...
和辻哲郎 「孔子」
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