...再び実験に取りかかる...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...取りかかる訣(わけ)にはゆかない...
芥川龍之介 「風変りな作品に就いて」
...もう次のに取りかかる...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...いざ手術に取りかかると実に痛がる様子を見せたので...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...その上で運動に取りかかるということにしたらどんなものでしょう」その提案に誰一人反対する者はなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼は新しい事件の調査に取りかかるまえのいつもの癖で...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...勇奮して取りかかるのであるが...
太宰治 「作家の像」
...そうして露台のデッキチェアーに仰向けになって植物図鑑をゆるゆる点検しながら今採って来た品種のアイデンチフィケーションに取りかかる...
寺田寅彦 「沓掛より」
...科学の研究に従事するものがある研究題目を捕えてその研究に取りかかる...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...仕事に取りかかるに際して...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...奇怪な出来事の叙述に取りかかるに当って...
豊島与志雄 「作家的思想」
...次には茶の間で笑ってる女連(おんなれん)に取りかかるが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ソオルは早速證人喚問に取りかかることにしたが...
南部修太郎 「死の接吻」
...改造に取りかかる手筈(てはず)にまでなっていたのですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこで食事に取りかかると...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...この河童頭(かっぱあたま)の令嬢が一念発起して画道の修業に取りかかるため来村いたしたこと...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...俺をさしおいて審理に取りかかるやうな事は決して無い...
平出修 「畜生道」
...そのあとで初めておのれの土地に取りかかるのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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