...「これをそなたに取らせる...
薄田泣菫 「茶話」
...3.彼は祕書に次から次へと手紙を口述してタイプライターに打たせる(書き取らせる)...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「たくさん金を取らせる...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...八時半病人に朝食を取らせる...
谷崎潤一郎 「鍵」
...無理に受け取らせることくらい楽なことはありませんよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...頁を切るの労をも取らせる...
豊島与志雄 「ふざけた読書」
...代(だい)はいくらでも取らせるぞ...
中里介山 「大菩薩峠」
...其儘には差許さんぞ」「――」「成敗して取らせる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...盃を取らせるぞ」そんな事を言った時は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...旗本の大身に御機嫌を取らせるのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は自分の手を召使に取らせるのは嫌だ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...夫人の物としてある財産の管理上の事務を取らせることに計らったのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恐らくは別になお相撲を取らせる草もあったからでしょう...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...「こんな子供に客を取らせるやつがあるか...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...もし客を取らせるようなことがあると届け出るぞ...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...賭けに勝った者にだけ取らせる...
吉川英治 「私本太平記」
...さっそく人を派して山寨に迎え取らせることにした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかしシャビエルにそういう行動を取らせるような何物かが山口の町にはあったのであろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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