...伯夷叔斉(はくいしゅくせい)は旧悪を念(おも)わず...
太宰治 「竹青」
...首陽山に薇(び)を採るは伯夷(はくい)・叔斉(しゅくせい)が生活を保たんがためなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...またかの伯夷(はくい)叔斉(しゅくせい)は...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...伯夷叔斉(はくいしゅくせい)のみは独立行動に出(い)でて...
新渡戸稲造 「自警録」
...すなわち輿論(よろん)は伯夷叔斉(はくいしゅくせい)を罪(つみ)せんとした...
新渡戸稲造 「自警録」
...伯夷叔斉(はくいしゅくせい)も太公(たいこう)も群衆に逆らった心の独立は好(よ)みすべきであるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...直(ただち)に心に浮んだことは伯夷(はくい)叔斉(しゅくせい)の話である...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...孔子が伯夷叔斉の如き善人と謂(い)うべきものと称賛したのも無理ならぬことである...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...伯夷叔斉の時代に海外に渡る大船があったなら...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...叔斉(しゅくせい)のような高潔の士人に変化(へんか)したとは...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...叔斉(しゅくせい)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...所が一年立ち二年立つ中に、その伯夷、叔斉殿が首陽山に蕨(わらび)の乏しいのを感じたか、ソロ/\山の麓(ふもと)に下りて、賊地の方にノッソリ首を出すのみか、身体(からだ)を丸出(まるだし)にして新政府に出身、海陸の脱走人も静岡行の伯夷、叔斉も、猫も杓子(しゃくし)も政府の辺に群れ集(あつまっ)て、以前の賊徒今の官員衆に謁見、是(こ)れは初めて御目(おめ)に掛るとも云(い)われまい、兼て御存じの日本臣民で御座(ござ)ると云うような調子で、君子は既往を語らず、前言(ぜんげん)前行(ぜんこう)は唯(ただ)戯(たわぶ)れのみと、双方打解けて波風(なみかぜ)なく治まりの付(つい)たのは誠に目出度(めでた)い、何も咎(とがめ)立てするにも及ばぬようだが、私には少し説がある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...争論の発起人で頻(しき)りに忠義論を唱えて伯夷(はくい)叔斉(しゅくせい)を気取り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...叔斉(しゅくせい)は馬をひかえて諫めておる...
吉川英治 「三国志」
...古人(いにしえ)の伯夷(はくい)叔斉(しゅくせい)をどう思うね」「え...
吉川英治 「三国志」
...伯夷と叔斉ですか」孔明は...
吉川英治 「三国志」
...「伯夷と叔斉の兄弟(ふたり)は...
吉川英治 「三国志」
...諸葛の兄弟は伯夷叔斉に対して恥じるものだともいいますまい」瑾は...
吉川英治 「三国志」
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