...「反身投げ」で相手を投げることができます...
...相撲や柔道の技に用いられる「反身」...
...「反身歩き」は、後ろを向いて歩く歩き方の一つ...
...「反身神経」とは、体が危険を感じたときに反射的に身体を守ろうとする神経...
...「反身自殺」とは、自らの身体を傷つける方法の一つ...
...反身(そりみ)にあたりを見廻しながら...
芥川龍之介 「路上」
...ずツと反身になり...
石井研堂 「元日の釣」
...例(いつも)の様に亭乎(すらり)とした体を少し反身(そりみ)に...
石川啄木 「足跡」
...恁(か)う反身(そりみ)に出(で)て來(き)た所(ところ)が...
泉鏡太郎 「艶書」
...」三十亭主は膝を抱いて反身(そりみ)になり...
泉鏡花 「婦系図」
...」と横へ反身(そりみ)に衣兜(かくし)を探ると...
泉鏡花 「婦系図」
...』彼は反身(そりみ)になつていやに勿体ぶつた態度をしながらも...
伊藤野枝 「ある女の裁判」
...芝居の「馬」のように自分の背で反身になっているものが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...朝(あさ)なゆふなに七度(ななたび)の國見(くにみ)の反身(そりみ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...」――私はぐっと反身になった...
豊島与志雄 「オランウータン」
...ほんまに江戸ッ子でおまっしゃろ」まかり出た通人がグッと反身(そりみ)になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでいろいろ実験もしなくちゃなりませんがまず丸い硝子(ガラス)の球(たま)をこしらえてそれからやろうと思っています」「硝子の球なんかガラス屋へ行けば訳ないじゃないか」「どうして――どうして」と寒月先生少々反身(そりみ)になる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...うっかり欄干にもたれて反身になった時――誰も見て居たわけではありませんが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...反身(そりみ)で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...反身(そりみ)の刀を肩にかけ...
本庄陸男 「石狩川」
...そのまま花道中ほどまで往きかけ、思ひ出したる模様にてぽんと手をうち、体(からだ)のはずみにて前に傾くを踏み留まり、体を向けかへて、やや屈み、両手をぶらりと下げ、躍(おど)る様に安く振りて、舞台に来り、二重へ上り、四つ並びし鮨桶の中、一番上手(かみて)の分を右手に提げて重みを試み、次に一番下手(しもて)の分を試み、終に下手より二番目の首の入りし分を提げて見て首肯(うなず)き、そのまま提げて花道附際まで来て、左の脇に抱へ、右の手にて桶を押へ、反身になり、屹(きっ)と揚幕を見込み、つけをうたせ、大見得あり...
三木竹二 「いがみの権太」
...つとめて反身(そりみ)になる気味あり...
三宅花圃 「藪の鶯」
...古木学士はいよいよ眼を細くして反身(そりみ)になった...
夢野久作 「冥土行進曲」
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