...反対に外から中はよく見えるものだった...
海野十三 「三十年後の東京」
...むしろ反対に害がある...
海野十三 「新学期行進曲」
...そうして反対に彼が誰であるかを聞いた...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...ロッツェの本来の主張はシュトゥンプフの解釈とは正反対に空間の根源性――シュトゥンプフ自身の求めているもの――そのものにあるのである...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...彼の方も細君の方も親戚中の反対に出逢って...
豊島与志雄 「好意」
...遊女は頤(おとがい)の下に読みさしの書物を挟(はさ)みつつその帯を前にて結び町家(ちょうか)の女は反対に両手を後(うしろ)に廻(まわ)して帯を引締めんとせり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...それとは反対に影から物の起ることもあります...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...彼女の気象が烈しかったと反対に...
中里介山 「大菩薩峠」
...陽イオンがその反対に...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...反対に小説の方が「生活のための芸術」になってくる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...――自分を与え与えしているうちにいつしか自分を神にしていたようなクロオデル好みの聖女とは反対に...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...そして、公私とも立派な医者として博士が折紙をつけた五人へ印を打ち、反対に、さあ、この人は何うもと首を捻ったのへも鉛筆でしるしを附けて置いて、次ぎにガフは、その善玉の五人を順に訪問して個々の悪玉の評判を訊いて歩いた...
牧逸馬 「土から手が」
...反対に人間の生活を豊かに幸福にするための力になる...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...反対に毒ぐちをきくものさ...
山本周五郎 「季節のない街」
...反対に呉をお攻めになるがよいでしょう...
吉川英治 「三国志」
...宮廷の外では反対に...
吉川英治 「三国志」
...こういう時に、もし首脳たるものが迷っていたら、果てしもなく、内争と対立を生んで、すべての者が、国土のためを念じながら、結果は反対に、亡滅の底へ急いで行ったにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...『万葉』の歌はこのような場合に全然反対に出る...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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