...これらの発見は当時僧侶学校で教えられていたようなアリストテレスの学説とはすべて甚だしく相反するものであった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...純粋経済学を精密科学として構成する方法に全く相反するものとして...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...それで吾人がこの種に属する作品を読む時に明白に心理学の知識と背反するような描写に出会った時には...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...故に文化と宗教とは何処までも相反する所に...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...フィヒテ哲学とデカルト哲学とは相反する両方向に立つのである...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...且つそれを強力にすることに背反する一切の障碍を除去すべきこと...
蜷川新 「天皇」
...政府の意に反する法律を議定しても...
蜷川新 「天皇」
...自然に反するどころではなかった...
服部之総 「黒船前後」
...金五郎の意に反することばかりの続出で...
火野葦平 「花と龍」
...上記の相反する性質を別々の存在に帰することによって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...正義に反することである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これは全然事実に反することである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...古典的は本来どこまでも歴史的と相背反するのではなからうか...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...歴史に対する二人の精神の相反する関係を基礎付けるのではなからうか...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...猴はことごとくこれに反す〉...
南方熊楠 「十二支考」
...彼らを静かに死なしてやることが義務に反すること...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まことに現代政治の交錯(こうさく)し背反する二大要因である...
矢部貞治 「政治学入門」
...それは決して「――御自身が御自身へ謀反するようなものだ」などと...
吉川英治 「私本太平記」
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