...愛の反対は憎みではない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...前者は之に反して...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...おかげで武部氏は如何にも反教育勅語的な人格に見立てられそうな破目に陥ったというだけである...
戸坂潤 「社会時評」
...青木は反抗的に言葉を探して...
豊島与志雄 「擬体」
...反乱に対して武力で干渉したこと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...殊に、飢えが室内で行われ、また室内で回復されている間は、ほとんど絶対的といってよいほど安全で、どう間違っても、その室内者の胃の腑(ふ)を充たす悩みだけの時間であるが、これに反して、飢えが室内から街頭へ出た時はあぶない...
中里介山 「大菩薩峠」
...いろいろな反対意見もあるらしいが...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...「君に言わせると何でも理由がある」と反撃した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...これから岡のアトリヱへ赴かなければならなかつたことを思ひ出したからといふやうな意味を告げながら反対の方角へ彼女を促した...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...これ等数人が各々ぬきさしならぬ同等の役割で村の反革命分子と闘い...
宮本百合子 「インターナショナルとともに」
...普通の人とは反対の方法をとった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...賛成か反対かを投票してきめることになっています...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...「天下の謀反人が捉まらねえ筈はねえし...
山本周五郎 「風流太平記」
...もう反対しなかった...
吉川英治 「大岡越前」
...深く現在の自身を反省しているらしい容子が見えた...
吉川英治 「三国志」
...それに反して、わが君の場合は、よく行っても、車一乗、馬数匹、従者の二十人も許されれば、降将の待遇としては関の山でしょう...
吉川英治 「三国志」
...二つの体は相搏(あいう)ッて反(そ)りあっていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...『礼記』が漢代のものであるということには大した反対はなかろう...
和辻哲郎 「孔子」
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