例文・使い方一覧でみる「友」の意味

...彼は兎（と）も角（かく）も友人の家に落着いて何よりも先（ま）ず... 彼は兎も角も友人の家に落着いて何よりも先ずの読み方
江戸川乱歩「恐ろしき錯誤」

...きみのような友だちができて... きみのような友だちができての読み方
江戸川乱歩「影男」

...さる友人の偽はらぬ打ち明け話なのである... さる友人の偽はらぬ打ち明け話なのであるの読み方
高田保「恋文」

...平生親しく往来する友も少なかった... 平生親しく往来する友も少なかったの読み方
寺田寅彦「イタリア人」

...電気をあつかっている友人... 電気をあつかっている友人の読み方
寺田寅彦「夢判断」

...ＡＢＣの友のふだんの秘密会は... ＡＢＣの友のふだんの秘密会はの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...米友は猿のような眼をクルクルと廻して... 米友は猿のような眼をクルクルと廻しての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...大榎を背中にして米友はこれより後ろへは一歩も退（ひ）くことはできぬ... 大榎を背中にして米友はこれより後ろへは一歩も退くことはできぬの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「あ、痛え！」米友も、さすがに面（かお）をしかめて痛みを怺（こら）えねばならぬくらいに手強く打たれて、思わず片手で頭を押えた時に、続けざまにポカポカと拳の雨が来ましたから、米友の癇癪（かんしゃく）が一時に破裂しました... 「あ、痛え！」米友も、さすがに面をしかめて痛みを怺えねばならぬくらいに手強く打たれて、思わず片手で頭を押えた時に、続けざまにポカポカと拳の雨が来ましたから、米友の癇癪が一時に破裂しましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...何とか挨拶をしろやい」米友はこう言いながら... 何とか挨拶をしろやい」米友はこう言いながらの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...米友の独力で無難に進んだが... 米友の独力で無難に進んだがの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...友吉を促（うなが）して... 友吉を促しての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...下女のお友が一から十まで... 下女のお友が一から十までの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...かつこの洋学を勉むればこれによりて誉れを郷党朋友に得るかというに...
福沢諭吉「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」

...わしに対する友愛のためにわしに従うものはない... わしに対する友愛のためにわしに従うものはないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...吾輩はこの時にヤット友吉おやじの態度を... 吾輩はこの時にヤット友吉おやじの態度をの読み方
夢野久作「爆弾太平記」

...主隊の戦友のあとを追いかけてゆき... 主隊の戦友のあとを追いかけてゆきの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...旧友の彭（ほうき）... 旧友の彭の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

「友」の読みかた

「友」の書き方・書き順

いろんなフォントで「友」