...そうしてそれらの人達の合議によって及落を決したらよさそうに思われるが...
寺田寅彦 「学位について」
...そうして皆が十分の責任を負うというだけの自信を得た上で及落を決定する...
寺田寅彦 「学位について」
...僕は彼の思い立(たち)が及落の成績に関係のない別方面の動機から萌(きざ)しているという事を発見した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...前夜自分の書いたものの及落を素早く感ずるやうになり...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...前夜自分の書いたものの及落を素早く感ずるやうになり...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...それから及落(きゅうらく)の掲示が出るといふ日になつて...
正岡子規 「墨汁一滴」
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