...人間の考の及ぶ範囲内で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これらの列国は一面領土によってその主権の及ぶ範囲を定めたが...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...茶人たちは全く各人個々の鑑賞力の及ぶ範囲内の物のみを収集した...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...ただ現在では彼らの耳目の及ぶ範囲のそとに連句が放逐されているために...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...自分の力の及ぶ範囲ならば知らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...然し篝は其光の及ぶ範囲内に動いて居る人々を明かに見せる丈で一向にあてどもない...
長塚節 「隣室の客」
...雪に基づく障害防除の或る研究にわれわれの力の及ぶ範囲内で...
中谷宇吉郎 「二つの序文」
...「力の及ぶ範囲で...
林芙美子 「愛する人達」
...あの人は自分の力の及ぶ範囲のうちで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...推論の及ぶ範囲を拡大するのであるが...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...時間と空間における隔たりによって感覚と記憶の及ぶ範囲を越えて広がっている諸々の存在を...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...喜んで私の力の及ぶ範囲で御協力します...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...その及ぶ範囲に比例して...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いずれもそれが及ぶ範囲内では有効なものではあるけれども...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...法律の及ぶ範囲が必ずしも人間の悲劇...
宮本百合子 「「女の一生」と志賀暁子の場合」
...それに又其力の及ぶ範囲が限られて居る...
柳田國男 「書物を愛する道」
...その及ぶ範囲は人間生活の外面に現れた社会的な側面に限られ...
矢部貞治 「政治学入門」
...その変化応用は到底筆舌の及ぶ範囲でない...
夢野久作 「能とは何か」
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