...毎(つね)に壯士と角す...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...兎角する程にその日となりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...兎角する程に、はや常に眠り給ふ時過ぎぬとて、うば抱きて入りぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...兎角するうち、風さつと吹き来り、今まで知らざりしが、何時か空いとくろうなりぬ...
上田敏 「月」
...兎に角すぐれた精神があるのをKは見た...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...兎角すると捨て去らうとする傾きがあるが...
田山録弥 「エンジンの響」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...兎角する中議論はさて措き...
永井荷風 「申訳」
...兎角する程に正午に近くなつた...
長塚節 「栗毛虫」
...「とに角すつかり僕は氣になつてしまつてね...
南部修太郎 「S中尉の話」
...吾々は有神論が一個の信念として兔に角すでに成立つてゐる事實より出發し...
波多野精一 「時と永遠」
...兎角する内に夕方も近づいて來る...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...兎角する内に一月(ひとつき)は過ぎた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...兎角するうちに夏が過ぎ秋が過ぎた...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...富士山の方角すなわち西々南に見える多摩川対岸の丘陵地帯は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...しかも城壁の一角すらまだ奪(と)れない...
吉川英治 「上杉謙信」
...腕利(うでき)きの天堂一角すらも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...兎角するうちとぼ/\足音をさせてお兼が入つて來た...
若山牧水 「姉妹」
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