...その威力の及ぶ範囲に於て決戦戦争が行なわるる事となった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...鉱毒の害が権利に及ぶことを申し上げなければならない」正造の声は一段と悲痛のひびきを帯びてきた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...長さ五六十間に及ぶ...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...如何(いかん)せん払えども及ぶべからず...
関寛 「関牧塲創業記事」
...十四五時間に及ぶとも...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...勇武秀いでゝ軍勢の數はた及ぶものなきを昂然として誇らへり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それに先立つ非合法的で非衛生的な往々数カ月に及ぶ×××生活を...
戸坂潤 「社会時評」
...茲に述べるにも及ぶまい...
豊島与志雄 「復讐」
...そう今から狼狽するには及ぶまいと思われるのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの皆吉とかいう弟が大急ぎで帰ってしまいましたよ」「跟(つ)けたか」「御念にゃ及ぶ――と来たね」ガラッ八の鼻は蠢(うごめ)きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手前の力に及ぶことなら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...」「言ふにや及ぶ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...彼女は以來長い間に嘗て私が私の力の及ぶ限り彼女に與へたどんな小さな親切をも立派に返したのである...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...嫌疑のかかり易くないことこれに及ぶものなし...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...どれほど悠久な地質的年代を経過し来ったものかはとても考え及ぶところではない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これらも凡手段の及ぶ所でない...
正岡子規 「病牀六尺」
...多くこれに及ぶに遑あらざりしを...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...ぶつぶつ胴體が三つに區切れて長さ七八分から一寸にも及ぶ大きな黒蟻もよく机のめぐりにやつて來て私を驚かした...
若山牧水 「樹木とその葉」
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