...その愚や真に及ぶべからずである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...記者ならぬ裸男にも及ぶ...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...患者の上に何らかの危険が及ぶかもしれないのは承知の上だ...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...聞食し及ぶに依りて...
太宰治 「右大臣実朝」
...ことごとしくとりかかるにも及ぶまいといふことに落ちついて...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...物価の騰貴鳥に及ぶ...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...上野原あたりまで迎えの者をやってはいかがでござるな」「それには及ぶまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだけの実意を見せるにも及ぶまいという世間心(せけんしん)も起った...
夏目漱石 「明暗」
...正に一時間半餘に及ぶ珍しき力戰...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...自ら天地の理にも及ぶ事有れども...
西周 「尚白箚記」
...訴訟に及ぶまでもなく...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...下々(しもじも)の者より見れば及ぶべからざるようなれども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その博識なるは今人(こんじん)の及ぶところにあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...けれど眼路の及ぶ限りでは...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...光悦の楽しんでいる天地の明るくて広いことには及ぶべくもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...友なれど先夜この談に及ぶことあたわず...
吉田松陰 「吉田松陰より某へ」
...とても及ぶことではございません...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
...そして夜は十一時十二時にまで及ぶ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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