例文・使い方一覧でみる「又吉」の意味

...はた又吉野と申合せての事か... はた又吉野と申合せての事かの読み方
石川啄木「鳥影」

...一年ばかり他所へいってしまって、又吉原へ戻って、年が明いたので、年明けの宴を張った...
高村光太郎「ヒウザン会とパンの会」

...此の振根は又吉備津彦と武淳河別とに征伐せられて誅せられたといふ傳説があり...
内藤湖南「女眞種族の同源傳説」

...曰ク小川屋（今東楼ニ改ム）曰ク吉田屋（後ニ滅却ス現在ノ吉田屋ハ自異ル）曰ク金邑屋（後ニ岩村楼ニ革メ又吉野屋ニ革ム）此ノ他局店（ツボネミセ）ハ曰ク三福長屋... 曰ク小川屋曰ク吉田屋曰ク金邑屋此ノ他局店ハ曰ク三福長屋の読み方
永井荷風「上野」

...隣の伜又吉といふのを呼んで... 隣の伜又吉といふのを呼んでの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...二た晩續いて蕊（しん）が疲れましたよ」隣りの伜の又吉は... 二た晩續いて蕊が疲れましたよ」隣りの伜の又吉はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...八五郎と丑松と又吉の三人は... 八五郎と丑松と又吉の三人はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...若黨の丑松に隣りの伜又吉... 若黨の丑松に隣りの伜又吉の読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...又吉の死骸は、酒屋の離屋に取納めて、一應の檢屍を待つて居りました...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...「昨夜又吉はその家搜しを手傳つたことだらうな」「いえ... 「昨夜又吉はその家搜しを手傳つたことだらうな」「いえの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お氣の毒なことに――」森川屋の亭主――殺された又吉の父親藤七は思はず四方（あたり）を見廻しました...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...伜又吉の非業の死を... 伜又吉の非業の死をの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...又吉の死骸の方に向きました... 又吉の死骸の方に向きましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...ところで今度は又吉を殺した下手人だ」平次がもとの縁側へ戻つた時でした...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...翌る晩又吉は日頃心をかけて居る内儀を口説いたのだらう」「恐ろしい事ですね...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...又吉（またきち）の丹波屋六左衛門... 又吉の丹波屋六左衛門の読み方
三木竹二「両座の「山門」評」

...指を屈すれば、先ず、上高地の嘉門次、黒部の品右衛門、牧の喜作、中房の類蔵、大町の又吉、等、総ては今は故人となってしまった...
百瀬慎太郎「案内人風景」

...新聞社長であった又吉康和氏が蔭で私たちのために色々尽して下さったことも忘れられません...
柳宗悦「沖縄の思い出」

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