...二人(ふたり)で連立(つれだ)つて參(まゐ)つたんぢや...
泉鏡太郎 「艶書」
...ここにその大前小前の宿禰が、手を擧げ膝を打つて舞い奏(かな)で、歌つて參ります...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...此に參じてその幔幕及その前の懸燈に於て...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...親しくお目にかゝり(前項參照)...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...中々熱心に三日も續けて參りましたので本氣に考へる事になり『仙臺には外國人も多いし...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...おうしうせんそう※土井英一書之 十歳大正參年六月二十八日よりはじまつたおうしうせんそうが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...欝樹參差として蔭闇し...
長塚節 「草津行」
...平次の子分の八五郎といふ方を伴れて參りました」「左樣か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「灯りを持つて參りませうか」「いや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お智慧を拜借に參りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無盡の發會に女房が參りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...出來ることなら表沙汰にはし度くないと思つたが大奧樣のお言葉に反くわけにも參らぬでな」辯解とも不平とも愚痴(ぐち)ともつかぬことを言ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私との折合ひがうまく參りませんので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ついこの先まで參りますと――」山之助はゴクリと固唾(かたづ)を呑んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それぢや行つて參ります」「親分はどうなさるんで?」進藤孫三郎は心配さうに平次に訊ねました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...肩掛けの下へかくして「それでは淺草へお參りして來ますぞな」と云つて戸外へ出て行つた...
林芙美子 「玄關の手帖」
...夕げ終りての宵々家を出ては御寺參り殊勝に...
樋口一葉 「ゆく雲」
...謂はゞ偶然今日其處へ參詣して...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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