...そのひつぱる方へ五六間歩くともなく歩いて參りました...
芥川龍之介 「地獄變」
...此の如き要求を感ぜざる者は遂に形而上的生活に參することが出來ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...九〇頁參照...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...八兵衛の名に負ひたる成田參詣道中の温柔郷なるが...
大町桂月 「千葉夜行記」
...きさいの宮が美しい出し車の行列で御參詣になつたり...
田山花袋 「道綱の母」
...參謀官の見習ひといふやうなところで居た...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...女(むすめ)は降(お)りては參(まゐ)るまいぢゃまで...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...其時智ある*ポリュダマス、パントオスの子、將來と過去とを獨り悟るもの、ヘクトールの友にして、 250同じき宵(よひ)に生れいで、友は長槍の術により、名あるが如く、辯口の巧に秀いで名あるもの、彼今衆に慇懃(いんぎん)の思をこめて陳じ曰ふ、249 ポリュダマス又プウリュダマス、好參謀、XII 60 參照...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これも阮孝緒の七録を參照し...
内藤湖南 「支那目録學」
...この席に列した外國よりの參加者は ケムブリツヂ大學から 名譽理學博士の稱號をもらつた學者多く 學位服である緋の衣を着ていたから 異樣な觀を呈した...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...ガラツ八は一ペンに降參して了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此處で聽かして下さるわけには參りませんでせうか」一色(しき)友衞(ともゑ)は折入つて兩手を疊に突いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いづれ又參るとして――」寺社役河村半治は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(一) 「宗教哲學」一六節、二六節、參看...
波多野精一 「時と永遠」
...東京へ出て參りましたの……」初めは誰かと耳をそばだててゐた津田の瞼に...
林芙美子 「多摩川」
...流石(さすが)に氣根(きこん)も竭果(つきは)てけん茫然(ばうぜん)として立(たち)つくす折(をり)しも最少(もすこ)し參(まゐ)ると御座(ござ)いませうと話(はな)し聲(ごゑ)して黒(くろ)き影(かげ)目(め)に映(うつ)りぬ...
樋口一葉 「別れ霜」
...今朝學校に歸つて參りました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...かつて自分が大阪の陣に參加した時の樣子はかうだつた...
吉川英治 「折々の記」
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