...慌(あわただ)しく佐渡守の屋敷へ参候した...
芥川龍之介 「忠義」
...夏目金之助高浜清様○明治四十年四月一日(京都下加茂二十四狩野方より)(封書)拝啓 京都へ参候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...敗軍ノ兵ドモ昨日今日引モ切ラズ馳セ参候...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「近年座頭と申せばいづれも奥方へ参候...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...参候仕りました」「よい話か...
直木三十五 「南国太平記」
...開拓使長官の使いを受けてその邸に参候するとこの礼装が用意されてあった...
本庄陸男 「石狩川」
...京にいますうちは何をいたすもおっくうで参候も実行できませんでしたような私へ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」「さて御いとま乞に参候せつ御目にかかり不申今に心あしく候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...たび/\参候ていろ/\さしつかひ候御せわのだん申つくしがたく候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此後数度参候而珍蔵乞可申所存に候へども...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「去年長崎名村新八てふをのこ参候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...とく参候半(まゐりさふらはん)と被存候処、今以不参候よし、いよ/\不参候はば又之便に御申こし可被下候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...見せよと申参候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此方はかねて三本木にてくらし候へども、子どもらが代になり候へば、町にて家かり、町へ参候て、店出し候様申置候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...子ども一人は国元にて世話いたし度と申参候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...従是僕直に伏見迄参候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三斎公その時死罪を顧みずして帰参候は殊勝なりと仰せられ候て...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...築山奉盈に与ふる書又曰く去冬此方へ参候一件家長共私へ一向知らせ不レ申間際に相成漸発言仕候...
山路愛山 「頼襄を論ず」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??