...どこへも参りは致しませぬ...
泉鏡花 「活人形」
...誰も知ってるものがないのに出て参りましたのですから...
田山花袋 「蒲団」
...看護婦――私が賄方の所から貰って参りましょう...
豊島与志雄 「病室の幻影」
...故に権少参事の私は...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...参議院図書館運営委員長である羽仁氏はあいさつの席上で「自分は日本民主化のため...
中井正一 「国立国会図書館について」
...ほんのツイ近頃この江戸へ参ったものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...蛇滝(じゃだき)の参籠堂に...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪見に転ぶところまでというわけにも参りません...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして古くからの者達以上にその新参者に注意したりした...
中原中也 「蜻蛉」
...そう旨(うま)い具合に参りましょう」「あのこの間中(あいだじゅう)当人がしきりに書いていた本はどうなりました」「まだそのままになっております」「まだ売れないですか」「売れるどころじゃございません...
夏目漱石 「野分」
...参加させられたものである...
蜷川新 「天皇」
...佐々見氏が用意のため持参した御編笠をお着せしようとする...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの人の死に顔に逢って参りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...出る杭を打たうとしたりや柳かな酒を煮る家の女房ちよとほれた絵団扇(うちわ)のそれも清十郎にお夏かな蚊帳(かや)の内に蛍放してアヽ楽や杜若(かきつばた)べたりと鳶(とび)のたれてける薬(くすり)喰(くい)隣(となり)の亭主箸持参化さうな傘かす寺の時雨(しぐれ)かな後世一茶(いっさ)の俗語を用ゐたる...
正岡子規 「俳人蕪村」
...二二一頁の註**参照...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その参考になる少しの事実もある...
柳田国男 「海上の道」
...永井はこの十五日に参覲(さんきん)の供で...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...「何処へ参った」「は...
吉川英治 「三国志」
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