...参事官はお客をむかえにたったおかみさんにいいました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...「今日はお墓参りに往って...
田中貢太郎 「悪僧」
...フョードル・パーヴロヴィッチを同道しないで参上いたしました...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...季節柄田舎からの参宮者も多いので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この途中神戸で楠公神社へ妻と共に参詣したが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いろいろ聞いて参ったそうだ...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...さうしたらやつぱり同じ級の古参の者で赤つ面の穢い子が「いいものやらう」となにか握つてきて人に手を出せといふ...
中勘助 「銀の匙」
...それは君がいつか俺に「参考品」としてあのこんたすをくれて...
長與善郎 「青銅の基督」
...澤 参謀少佐...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...どうでも飲みに参ろうと思っているよ」と...
正岡容 「寄席」
...蕗(ふき)の葉をかざしたりがまの穂(ほ)を立てたりしてお嫁さんの行列がやって参りました...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...従(じゅ)四位上(じょう)侍従参河守斉民となった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...なにか参考に訊(き)かれるのだろう...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...参木はそれまで、机の上で元貨を英貨のポンドに換算し続けなければならぬのだ...
横光利一 「上海」
...参右衛門の家は一番の大元だ...
横光利一 「夜の靴」
...義貞へ降参をちかって寝返った」という驚くべき声が陣中を騒がせはじめた...
吉川英治 「私本太平記」
...粗茶ひとつ献(けん)じ参らすべく...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれへ参れば、御番士へ、実否(じっぴ)が聞ける』まるで、戦場だ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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