...一噸十八圓で直接に糧秣厰(りやうまつしやう)へ賣り込むことが出來ると云ふ説明を聽き...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...糧秣厰は充分な買ひ上げをした...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...のろのろ砲兵工厰(ほうへいこうしょう)の前から御茶の水を通り越して柳橋まで漕(こ)がれつつ行っただろうと想像する...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...私は今日ここへ参りがけに砲兵工厰(ほうへいこうしょう)の高い煙突から黒煙がむやみにむくむく立ち騰(のぼ)るのを見て一種の感を得ました...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...砲兵工厰の煙ですらこうだから真正の heroism に至っては実に壮烈な感じがあるだろうと思います...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...庭ハ幽(ユウ)ニシテ夕(ユウベ)ニハ接ス五湖ノ賓(ヒン)戸(イエ)ハ厰(ホガラカ)ニ朝(アシタ)ハ迎ウ三島(トウ)ノ客と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...上海造幣厰(しょう)を開いた...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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