...前にタマヨの絵を美術雑誌の原色版で見てそのまか不思議な色彩にひどく惹かれました...
芥川紗織 「民芸品の部屋で」
...毎日同じ原色版の絵ハガキを見るような晴天がつづく...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...セザンヌの「カルタを取る人」の原色版印刷が出て来た...
海野十三 「すり替え怪画」
...一枚の原色版の口絵を得意そうに自分に見せて...
太宰治 「人間失格」
...ゴッホの原色版をかなりたくさん見て...
太宰治 「人間失格」
...(研究社版)〔備考〕 本書の口繪原色版はThe works of William Shakespeare, edited by Sir H. Irving & F. A. Marshall, Vol., 1906. より引用...
坪内逍遙 「ロミオとヂュリエット」
...原色版の複製だが...
永井隆 「この子を残して」
...発掘品の絵の原色版をながめることである...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...この本はどちらも原色版の写真の集成で...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...木版あるいは原色版であって...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...原色版のナポリの風景などでよく見る『ファルファラ』という...
久生十蘭 「キャラコさん」
...原色版の美しいお菓子の絵がいくつもいくつも貼(は)りつけてありました...
久生十蘭 「キャラコさん」
...原色版の分厚な絵入りのカタログを抱えて来て...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...古代ペルシアの美しいタイルの色刷りや小画(ミニェチュア)の原色版がどっさり入っていた...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
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