...古昔埃及(エジプト)貴族の愛玩犬であったらしいこの犬の原種は...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...日本民族の原種はポリネシアなのかメラネシアなのか知らないが...
久生十蘭 「だいこん」
...純原種のボルゾイもおり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その原種は水辺に野生してこれは敢えて食用に利用せられてはいないが(無論利用は出来る)...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...またジネンジョウに対しては仏掌藷(ツクネイモ)ノ原種ニシテ山野ニ自生シ根形狭長五六尺余ニ至ル者ナリ其需要ハ彼ト大差ナシト雖ドモ品位彼ニ優レリと書いているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは右スカシユリの原種である...
牧野富太郎 「植物知識」
...しかしハナガツミというものがその原種だというのは...
牧野富太郎 「植物知識」
...すなわち原種のノハナショウブは...
牧野富太郎 「植物知識」
...栽培する石竹の原種だとみゆ...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...学者の唱うるところ、家驢の原種は、今もアフリカに野生し、家驢と差(ちが)い前髪なし...
南方熊楠 「十二支考」
...オナッガや今もアフリカに出づる野驢(家驢の原種)を食用した...
南方熊楠 「十二支考」
...第一赤藪鶏は疑いなく一切家鶏の原種で...
南方熊楠 「十二支考」
...家猪の根原種たる野猪は無論毒蛇に平左衛門であろう...
南方熊楠 「十二支考」
...赤い米の方が原種だということである...
柳田国男 「故郷七十年」
...この自然稲は多分は原種の野生ではなかった...
柳田國男 「地名の研究」
...多産強健なれども原種に近いためか...
柳田国男 「木綿以前の事」
便利!手書き漢字入力検索