...熱を下げるために、薬として厚朴を使うことができる...
...中国の伝統的な薬学において、厚朴は多くの病気に効果的であるとされる...
...厚朴を加えた料理は胃腸に良いとされ、風邪の時にも飲むことができる...
...薬局で厚朴を取り寄せてもらいたいのですが、在庫はありますか?...
...厚朴をたくさん摂りすぎると、副作用が発生することがあると聞きました...
...軒にかぶさる厚朴(ほおのき)の広葉を見上げ...
寺田寅彦 「あひると猿」
...前夜の雨に洗はれた道の上には黄褐紫色樣々の厚朴の落葉などが美しくちらばつてゐた...
寺田寅彦 「伊香保」
...樺や栃や厚朴(ほおのき)や板谷(いたや)などの健やかな大木のこんもり茂った下道を...
寺田寅彦 「軽井沢」
...落葉松、白樺、厚朴、かえでなどの代わりに赤松、黒松、榛(はん)、欅(けやき)、桐(きり)などが幅をきかしている...
寺田寅彦 「軽井沢」
...但先月の嵐が累(るい)をなしたのか、庭園の百日紅、桜、梅、沙羅双樹(さらそうじゅ)、桃、李、白樺、欅、厚朴(ほう)、木蓮の類の落葉樹は、大抵葉を振うて裸になり、柿やトキワカエデの木の下には、美しい濶(ひろ)い落葉(おちば)が落葉の上に重(かさ)なって厚い茵(しとね)を敷いて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...榛軒は厚朴(こうぼく)を愛したので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...厚朴の木を榛と云ふことは本草別録に見え...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又門人の記する所に、「植厚朴、参川口善光寺、途看于花戸、其翌日持来植之」とも云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紀異録に「既懐厚朴之才...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さて木名に厚朴があるので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...厚朴は植学名マグノリア和名ほほの木又ほほがしはで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...号は厚朴軒(こうぼくけん)である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...厚朴軒さんもその家にいる...
森鴎外 「渋江抽斎」
...厚朴葉飯(ほおのはめし)や黄粉握飯(きなこむすび)ほど...
柳田国男 「母の手毬歌」
...土地によってはまた厚朴(ほお)の葉でつつんだ強飯(こわめし)や...
柳田国男 「母の手毬歌」
...厚朴醇美の貴格ある整正...
横光利一 「詩集『花電車』序」
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