...藍本(らんぽん)ありとせんよりめでたからん...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...實(じつ)に著者(ちよしや)の如(ごと)きも日本(につぽん)に於(おい)てこの現象(げんしよう)を目撃(もくげき)した一人(ひとり)である...
今村明恒 「火山の話」
...阿蘇火口の平面圖阿蘇(あそ)は日本(につぽん)の活火山中(かつかざんちゆう)...
今村明恒 「火山の話」
...篠懸(すゞかけ)の一本木(いつぽんぎ)よ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...私が彼の前に持つて行つた質物を風呂敷のままぽんと投げ出して...
宇野浩二 「質屋の主人」
...氷上のアメリカ兵たちは、そのあとをおいかけて、ぽんぽん、たんたんと、小銃や機銃をうちかけた...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...その男の背中をぽんと叩いた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...翩翻(へんぽん)として広い中庭に乱舞しているように見える...
高浜虚子 「丸の内」
...すぽんと明快な音がする...
太宰治 「惜別」
...わがにっぽん国ではちょっと想像出来ないかも知れないが...
谷譲次 「踊る地平線」
...筋道の考え方が生一本(きいっぽん)に過ぎていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...燐寸(マツチ)はさうして五六本(ぽん)棄(す)てられた...
長塚節 「土」
...日本(につぽん)では殘念(ざんねん)ながら考古學博物館(こうこがくはくぶつかん)がどこにも設(まう)けられてゐませんから...
濱田青陵 「博物館」
...鼈(すっぽん)に殺されたのは...
南方熊楠 「十二支考」
...すつぽんの生血を服ますとよいと聞き...
吉川英治 「折々の記」
...――そして風に乗せて水面へぽんと投げる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ぽんと丸められて仕舞った...
蘭郁二郎 「舌打する」
...その年(とし)に日本(につぽん)に來(き)た唐船(とうせん)に誂(あつら)へて火鼠(ひねずみ)の皮衣(かはごろも)といふ物(もの)を買(か)つて來(く)るように頼(たの)みました...
和田萬吉 「竹取物語」
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