...猥(みだり)に卿等(けいら)の栄顧を被る...
泉鏡花 「一景話題」
...三位中將維盛卿(これもりきやう)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...維盛卿は至極の道理に面目なげに差し俯(うつぶ)き...
高山樗牛 「瀧口入道」
...彼の蚊帳を著ておった某公卿のように...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...何度も見とる」モンタギュ卿が耳障りな声で笑った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...コーヒーと一緒に手紙が数通ウォルタ卿に届き...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...競売にかける」「七日ですか」ジョージ卿はこの言葉を何度も言って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ビンセント卿として確定します...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...兵部卿(ひょうぶきょう)の宮も普通でない気配(けはい)のある返事をお読みになったため...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...公卿の得意とするところである...
吉川英治 「私本太平記」
...いちいち事の運びは公卿相手だ...
吉川英治 「私本太平記」
...系図の途中に不明な人がいたほどだから、公卿としても、きわめて栄(はえ)のない古衣冠を伝えてきた低位の公卿にすぎまい...
吉川英治 「私本太平記」
...朝廷を繞(めぐ)るそういう公卿たちが事実の表面と感情だけにうごいて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...また反平家的な公卿たちの間には...
吉川英治 「随筆 新平家」
...諸卿の議判を仰ぎ奉ります」と...
吉川英治 「平の将門」
...三位卿はピンとしていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...公卿堂上方のうごきでも...
吉川英治 「源頼朝」
...ドリアンはヘンリイ卿の晩餐に招かれてその帰りがけに...
渡辺温 「絵姿」
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