...上は月卿雲客から下も乞食非人まで...
芥川龍之介 「地獄變」
...従三位定家卿などと共に和歌所の寄人に選ばれるといふ破格の栄光にも浴し...
太宰治 「右大臣実朝」
...母親の影も愛卿の影も...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...彼は確かに一橋卿を擁立するは...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...たぶんワルマ卿は朝まで書斎から出ないだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...フェアチャイルド卿が言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...そしてビンセント卿が欲しい手紙も持っています」「それをどうして知ったの?」「ケッペル長屋で立ち聞きしました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...八月には、畏(かしこ)きあたりの謁(えつ)をたまい、太政大臣、諸卿(けい)、開拓次官ら相会して、ここに北海道開拓の新しい計画を定めた...
本庄陸男 「石狩川」
...「三月十六日与狩谷少卿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中務卿それはどんな術をなさるとも勝手です...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...末子よ卿に佳き夢があるように...
山本周五郎 「青べか日記」
...なお卿(けい)の才を以て...
吉川英治 「三国志」
...面目次第もございませぬ」「日野俊基卿の所在など...
吉川英治 「私本太平記」
...信雄卿に頼まれた義戦なればこそ...
吉川英治 「新書太閤記」
...なぜかといえば」「しばらくお待ち下さい」やや色をなして、三位卿、重喜の前へ健康そうな胸を張った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...山支度! できうる限りの軽装で、竹屋三位卿以下、夜にまぎれて城下を抜けだし、剣山へ指して行った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...公卿の政争に組したのが禍(わざわ)いの因(もと)といおうか...
吉川英治 「源頼朝」
...ロオダアデイル卿が述べている法則に応じて変動する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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